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株式会社橘光学(世田谷区)

業種 : 加工(その他)
作成日: 平成26年3月19日
更新日: 平成27年3月6日
株式会社橘光学(世田谷区)
小規模ながら、日本有数のレンズ加工技術を持つ株式会社橘光学。世田谷区に立地し、測定機や検査装置・医療機器に使われる特殊ガラスの加工を行っている同社の橘康雄専務(写真)にお話を伺いました。

特殊ガラスの設計・製造加工で皆様の「欲しい」をカタチに

当社は1961年に世田谷区で創業しました。顕微鏡レンズやプリズム平面研磨の設計・製造加工から始まり、1970年からは、レーザープリンタやコンピューター映像用などに用いられる円柱レンズ(シリンドリカルレンズ)や医療機器用レンズを、1975年からはVTRカメラレンズなどを手掛けるようになりました。現在では、一般光学ガラス製品をはじめ、大手メーカー向けの試作品や大学の研究等に使用される特注ガラスの試作・開発・製造・販売を行っています。一言にレンズといっても要求される製品は複雑な形状のものや穴や溝があるもの、精度が求められるものなど形態もさまざまで、大きさやガラスの材質もまちまちです。これら多種多様なレンズを50年余りの歴史により築き上げてきた当社の加工技術により、短納期かつ高品質で提供し続けています。

急な依頼から追加加工まで「小回り」が利きます

当社は、創業当時からレンズの加工に特化した会社ですので、納期が非常に短い案件、さまざまな特殊形状のレンズ、他社製品の追加加工などが対応可能です。また、サイズも1mmから600mm以上までを取り扱うことができるため、他社では対応が不可能といわれたサイズのレンズ加工も行った事例があります。当社最大の強みは、高い技術力を持った技術者が、各案件に対して的確に対応できるという点です。最近では、大手メーカーから、次世代ディスプレイ装置の試作品に使うレンズの加工依頼を受け、対応いたしました。こういった最先端の機械開発にも、当社のレンズは一役買っています。

都内に立地する利便性

当社は、創業当時から現所在地の世田谷区に立地しています。当社のように、特殊なガラス加工ができる会社は、都内でも年々減少しているため、この世田谷区に残り続けていることで、主要取引先であるメーカー様などから重宝がられています。都内に立地している最大の利点は、やはり交通を含めた物流面での利便性だと思います。短い納期の中での打ち合わせや納品、緊急の加工依頼などでお客様が直接来られる際も、都内に立地していれば対応が可能です。また、当社は、レンズの特殊加工技術をピーアールするための情報発信にも力を入れているのですが、注目度の高い東京で開催している展示会に参加しやすいこともメリットとなっています。2013年には、東京ビックサイトで開催された「産業交流展」に公益財団法人世田谷区産業振興公社と共同でブースを設け、当社の製品をピーアールするとともに「世田谷のものづくり」の啓発活動に貢献しました。現在は、レンズの加工にとどまらず、石英ガラス板に写真を彫刻しアート的に表現した記念品等(写真)も製作しております。これからも、長年のガラス加工の技術を生かしつつ、可能性を広げる新分野にも力を入れていきたいと思っています。
株式会社橘光学
住所:東京都世田谷区弦巻2丁目8番地15号
TEL:03-3427-8741 FAX:03-3427-8849
URL:http://www.tachibanakougaku.com
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