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有限会社 遊造(三鷹市)

業種 : その他
作成日: 平成26年2月10日
更新日: 平成27年3月6日
有限会社 遊造(三鷹市)
有限会社遊造は、東京都三鷹市にある三鷹産業プラザ内に立地する会社です。アラスカからオーロラを生中継するという試みを世界にさきがけて成功、実用化しました。「宇宙から見たオーロラ展2014」に「Live!オーロラ」として参加されている同社の古賀祐三社長(写真)を、イベント会場に訪ねてお話を伺いました。

オーロラを生中継するという夢を実現

当社は1999年に個人事業主「遊造」として代々木上原にて開業、2004年に杉並区で「有限会社遊造」として法人化しました。2006年には、三鷹市中心市街地活性化基本計画の中核的事業として建設された三鷹産業プラザに移転、同年には独自プロジェクト「Live!オーロラ」を始動しました。世界初の事例となったオーロラのライブ中継はサイエンスコミュニケーションコンテンツのクオリティを含め、高い評価を受け、2008年に科学ジャーナリスト賞(最年少)を、2011年に文部科学大臣表彰科学技術賞をいただきました。現在は、さまざまなメディアや科学館などで、オーロラ生中継のイベントを行っており、ご好評いただいております。

「Live!オーロラ」を支える技術と経験

当社は、多分野の技術、コンテンツ化・マーケティング分析の経験を活かし、世の中にあるアイデアや夢で終わっている物事を、技術と経験を元に具体的な形として実現させることに挑戦し続けています。例えばオーロラをライブ中継するという今までになかった試みでは、オーロラが発する微妙な光を的確に捉える「スーパー超高感度テレビカメラ」の開発や、画像の動きが滑らでコマ落ちが起きない「フルカラー動画中継のライブ配信」の構築など、世の中になかったものを研究・開発しました。さらに、開発だけで終わらせるのではなく、事業として実運用までを当社で行っているため、お客様の反応など貴重なフィードバックも得られます。プラネタリウムドームでの生中継も世界で初めて成功、実用化も果たしました。このような技術や経験は、その他の事業に転用できる貴重な会社の財産となり、現在につながっています。最近の例では、NHKから依頼のあった、星空の生中継という業務を行いました。その際は、カメラ等の映像技術だけでなく、撮影場所の長野から東京までリアルタイム映像を届けるというすべての技術を手がけました。これは、「オーロラがライブ中継できるなら何でもできる」という自信と「エンジニアリングとアイデアで、夢をカタチに」という当社の姿勢が実を結んだ事例だと思います。

人・情報・可能性の集積地、東京

当社が現所在地の三鷹産業プラザへ移転した理由は、「Live!オーロラ」を開始するにあたり、国内外の団体との交渉が必要となり、信頼を持っていただける公的施設のオフィス物件を探していたのが理由です。また、現所在地の近くには、光学メーカーや、国立天文台や独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)など宇宙や通信関連の施設が多く、連携する機会が増えています。創業当時から東京に立地していますが、人・情報・可能性などの集積地である東京以外での立地は考えられません。技術面や運用面でも、相手を探しやすい、コンタクトをとりやすいといった大きなメリットがあります。また、当社は次世代ネットワーク技術の研究開発や宇宙天気情報センターの開発を、総務省やNICTと連携して行ってきましたが、これらも東京に立地していたからこそであると考えています。これからも技術とアイデアで、夢を実現しつづける会社でありたいと思います。
URL: http://www.u-zo.jp/index.html
住所:東京都三鷹市下連雀3-38-4 三鷹産業プラザ4F
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