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ダイナトロン株式会社(北区)

業種 : 機械(生産用機械)
作成日: 平成26年2月10日
更新日: 平成27年3月6日
ダイナトロン株式会社(北区)
ダイナトロン株式会社は、北区JR板橋駅前に立地し、プリント基板関連製品を取り扱っている会社です。頻繁にアップデートが必要なプリント基板製造技術に対応するソフトウェアを保守ユーザーに無償で提供するというビジネスモデルを古くから確立し、お客様からご支持を頂いている同社の中村昌敬社長(写真)にお話を伺いました。

ユーザーに負担をかけないビジネスモデルの確立

当社は1990年の創業以来、プリント基板を製作するためのソフトウェア・ハードウェアを取り扱っております。プリント基板とは、基板に集積回路やコンデンサーなど多数の電子部品を表面に搭載し、その部品間を配線で接続した電気製品の主要な部品のひとつです。プリント基板の製造は、エレクトロニクス産業技術の発展とともに、コンピュータ(CNC制御)を利用した自動製造へと進展しました。当社はこれにいち早く対応、基板CADデータを読み込み、プリント基板製造の原版となるデータを編集するCAMソフト「PC-AutoCAM」をパソコン用にパッケージ化することで、従来に比べ約1/4というリーズナブルな価格で販売を始めました。更には、日々進化する基板製造技術に対応し、アップグレードしたソフトを保守ユーザーに無償で配布するというビジネスモデルを他社に先駆けいち早く確立させました。これによりユーザーは、製造工程に新技術が導入されるたびに新しいソフトウェアを買い替えるといったリスクから解放されました。当社のソフトを購入した顧客の約9割が保守契約を締結しており、販売したソフトウェアを売りっぱなしにしない、陳腐化させないサービスを展開しています。

プリント基板関連製品の企画・開発・販売

当社のソフトウェアは、汎用性を持たせたパッケージソフトとして、企画・開発・営業のすべてを自社で行っています。他社が企画・設計したソフトウェアを開発するといった受託開発ではないため、自社で開発したソフトウェアを組み込んだハードウェアもご提供できるという強みがあります。配線パターンの微細化に対応してプリント基板寸法をCAMデータから自動測長する『ガーバー基準自動2次元測長機』、インクジェットでエッチングレジストを基板に直接印刷する『ダイレクト・インクジェット・レジストプリンター』、最近ではプリント基板上の銅箔やめっき厚を自動測定する『膜厚自動測定システム』など、画期的な製品を世に送り出しています。

情報の収集と発信に有利な東京

当社は創業以来、東京都に立地しています。その理由として、東京は業界の展示会やイベントの多くが開催され、最先端の製品開発を行うためは欠かせない情報の集積地となっているからです。また、それと同時に東京は、情報の発信地でもあります。当社のソフトウェアは自社が開発したパッケージソフトであるので、国内外に情報発信を行うことが重要な柱となっています。当社では、年5回技術講習会を東京本社で行っている他に、年1回プライベートセミナーを東京フォーラムなどで開催しています。特別講師として著名人を招いたり、劇団との共演によりプリント基板技術を分かりやすく楽しくご紹介するプログラムを用意したりと、基板に関わる最先端のプレゼンテーションを行っており好評を頂いております。交通アクセスの面では、お客様や協力会社の方が首都圏・東京近郊に多いため、気軽に訪問いただけることにこだわって、JR板橋駅から徒歩2分にあるこの場所に立地しました。また当社は、アメリカ・韓国・台湾などの海外企業との技術協力体制にあるのですが、東京なら海外との距離も近くに感じます。人材の確保に関しても、プリント基板業界が海外へシフトしつつある今、製品の多言語化ができる人材を探すのにも東京に立地する利点は大きいと思います。当社のソフトウェア技術は高品質を追求する多くの企業に採用されています。今後も東京からプリント基板関連製品のメーカーとして技術革新を続けていきたいと思います。
住所:東京都北区滝野川7丁目2番13号 ベルテックス 5F
TEL:03-3940-9081 FAX:03-3940-9080
URL:http://dynatron.co.jp/
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