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精電舎電子工業株式会社(荒川区)

業種 : 機械(生産用機械)
作成日: 平成26年2月10日
更新日: 平成27年3月6日
精電舎電子工業株式会社(荒川区)
創業は大正13(1924)年という長い歴史を持つ精電舎電子工業株式会社。プラスチックの溶着機器・樹脂加工機器で国内最大手を誇ります。東京都荒川区に立地し、この業界のパイオニアとして世界をリードする同社の代表取締役、松岸則彰社長(写真)にお話を伺いました。

プラスチック加工装置で国内トップの実力

当社は大正13(1924)年、有線無線通信機のメーカーとして創業しました。昭和28(1953)年に株式会社精電舎製作所を設立、プラスチック産業の拡大に伴い、プラスチック等の接着を行う「高周波ウェルダー」を開発・製造しました。この機械は、一世を風靡したソフトビニールの人形や浮輪などの玩具製作において爆発的な売上を記録しました。以来、溶着加工技術を主軸として事業展開し、昭和36(1961)年に開発した「超音波ウェルダー」は、超音波でプラスチックを溶着する世界初の装置となりました。今では、波動エネルギーの応用技術を駆使してプラスチックや金属の溶着・溶断加工を行う装置メーカーのトップとしてさまざまな製品をご提供しています。最近の例では、海外品が主流であった医療に使用されるバルーンカテーテルを作成する装置を開発・製品化し、国内メーカーに導入いただいたことで、日本でも海外の価格に負けない生産体制を持つことができたとご満足いただけました。身近なところでは、当社の機械は、自動車のバンパーや内装、携帯電話、デジタルカメラ、マスク、おむつなど、普段我々が利用しているほとんどのものに利用されており、あらゆるところで目にすることができます。現在、当社の従業員数は約150人ですが、その中の約1/3以上の社員が何らかのかたちで開発に携わっています。ものづくりへの情熱と高い開発力を持った多くの社員が、お客様の用途にあった専用の装置を研究・開発・製品化し続けております。

プラスチックの溶着・溶断に関する全てのご要望に対応

当社は、溶着加工に関して「超音波」、「高周波」、「レーザー」などさまざまな技術を持ち合わせています。いずれかの加工に特化した会社は他にもあるのですが、クライアント毎に生じる異なったニーズに対応できる幅広い技術と提案力が当社の強みとなっています。お客様からは、「○○を溶着してほしい」というよりも、「○○を加工したいがどうすれば良いですか」というコンサルティングを含めたご要望が多く、工法の提案から技術・機種選択も含め、お客様のご意見を取り入れながら問題解決にあたっています。そのため本社には、お客様が実際に目で見て納得していただけるよう、さまざまな溶着加工が実践できる専用のテストルームを用意しております。カタログやウェブサイトでは分からないことも、直接当社の技術を見ていただき、ニーズに合ったものをご提案させていただくことで、お客様には満足して頂いております。当社では、ご相談にいらした方には「絶対に無駄足を踏ませません」という強い思いで対応させていただいております。

国内外からのお客様のみならず社員にも好評な荒川区に立地

当社のようにさまざまな業種のお客様と関わり、日本国内で生産を行っている企業にとっては、荒川区に立地しているということが大きなメリットとなります。例えば、JR日暮里駅が近く成田国際空港にもアクセスが良いため、海外展開しているお客様も気軽に立ち寄り、当社の技術を見学したり、具体的なご相談をいただいたりすることができます。話題性のある浅草や秋葉原に近いのも商談をする上でのメリットとなっています。また、当社は、東京大学、首都大学東京、筑波大学など関東近郊や、東北大学など地方の大学との産学連携も多く行っておりますが、首都圏の交通網が発達しているため、連携がスムーズに行えています。荒川区では、つくばエクスプレスや舎人ライナーなどの路線が増え、千葉・埼玉・茨城の各県がより身近なエリアとなりました。そのため、都心よりも比較的安価な場所に自宅を構えることができるため、当社の社員にも好評です。プラスチック製品の二次加工機の業界において、日本国内で最大の生産能力を誇る当社が、この東京で「精電舎ブランド」を生み出し続けることで、日本の「ものづくり」を支えていきたいと思います。
URL: http://www.sedeco.co.jp/
住所:東京都荒川区西日暮里2丁目2番17号
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