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株式会社清和光学製作所(中野区)

業種 : 機械(生産用機械)
作成日: 平成25年11月12日
更新日: 平成27年3月6日
株式会社清和光学製作所(中野区)
創業時の1947年から現所在地である中野区弥生町に居を構える株式会社清和光学製作所は、老舗の光学メーカーです。そんな古い歴史を持つ企業にもかかわらず、常に新しいモノづくりにチャレンジし続ける同社の岡崎伊佐央社長(写真)と齋藤真人総務主任にお話をうかがいました。

光学系をベースに価値ある新製品を常に研究・開発

当社は1947年、主に大手光学メーカーの外注工場として創業いたしました。顕微鏡の開発に尽力し、主に学校や医療機関への販売でご好評を頂きました。その後は電子機器との統合により産業精密機械(製品・コアチップ等の部品)分野に進出し、常に新しいニーズを先取りした研究・開発を進めております。
顕微鏡事業においては、アナログ顕微鏡のデジタル化を図り電子機器との統合により事業領域を広げています。画像光学機器事業では、従来の「パーツ販売」から、それらをアイデアと技術力で組み合わせた「モジュール販売」へと移行しました。産業装置事業においては、タッチパネル、高機能フィルム,有機ELディスプレイ関連機器分野の製造・検査装置を開発し、顧客に受け入れられるようになってきております。

既存のものやコピーではなく、常に新しいモノを考え続ける情熱

一から想像してモノを作るのが大好きですね。既存の製品を作り続けたり、他の会社が作っているような製品を模倣するのは嫌いなので、新しい製品を生み出すため、最先端技術を形にするために、常に創意工夫を念頭に置いてチャレンジし続けております。最近では、当社の強みである光学技術を基に、LED照明や太陽光発電システムといった環境関連機器へと進出するなど、新たな展開を図っているところです。生産拠点としては、光学技術を応用した大型装置の設計製造を可能とするため山梨県上野原市に工場を、露光装置事業をさらに充実させるため大阪に工場を立ち上げ事業を拡大しました。

世界を見据えた日本の拠点としての東京

当社は世界市場への展開も行っております。海外拠点の地域もアメリカ西海岸・ソウル・上海・台湾・フランクフルト・シンガポールとあり、これら多岐にわたる各拠点への交通の便を考慮すると、日本における拠点は東京でないと厳しいと思います。また、当社の国内顧客は地方の工場も多く、その分布も全国になりますので、国内外への交通という点でも東京に立地していることでビジネス効率が高くなりますね。また、東京都の補助事業にも積極的に参加し支援を受けています。このような公的事業への参加は立地事業者としての責務を果たすとともに、東京都発祥の製品展開、東京ブランド製品を世界に広めるという、東京から外への積極的な活動展開に繋がっていると思います。

最先端の情報をキャッチするために東京都に立地することは不可欠

そもそも創業者がこの中野へ立地したのは、当時山手通り沿いに光学機器メーカーが日本光学やキヤノンなどの大手を含め500社ほどあったからです。やはり同業界が近いというのは大きな利点でした。そこで創業者が当地に自宅と工場を構えたのが当社のはじまりです。現在では同業界が近いという利点は希薄になりましたが、物流と人材確保の面では東京に立地することが不可欠です。正直、東京以外の土地では難しいと考えています。また、時代のニーズをいち早く察知し、研究・開発をして価値ある新商品を生み出すには、各業界のキーマンと接触して絶えず情報を入手できる東京に立地している必要があります。東京は日本の最先端が集う情報発信基地ですからね。いち早く情報を掴み、それを光学技術、サポート力、ニーズ・カスタマイズ力に変えていくことで、他社との差別化ができると思います。
URL: http://www.seiwaopt.co.jp
住所:東京都中野区弥生町4丁目12番17号
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