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ハイソル株式会社(台東区)

業種 : 機械(その他の機械)
作成日: 平成25年3月17日
更新日: 平成27年3月13日
ハイソル株式会社(台東区)
商社とメーカーの両方の機能を併せ持ち、最先端の半導体業界に携わる研究開発者のニーズに応え続けているハイソル株式会社。経済産業省中小企業庁が定める「元気なものづくり中小企業300社」に選出された同社の吉岡和幸社長は、「東京には数多くの情報とビジネスチャンスが眠っている」と言います。その理由について話を伺いました。

顧客のニーズに応え、自社の体力をつける

パソコンや携帯電話などのハイテク機器に搭載されている半導体の検査機器、およびその試作段階において、ICチップを基盤へと配線する「ボンディング・マシーン」の開発・販売を実施する会社です。1967年の創業時には、この「ボンディング・マシーン」をアメリカから輸入し、国内に販売するという商社としてスタート。以降、長きに渡り半導体の製造工程で使用する検査装置を扱っていたのですが、平成に入ってからはメーカー機能を有し、モノづくりに取り組んでいこうと考えました。これは、お客様のニーズをダイレクトに受け入れ、そして素早くお応えしていくためであり、また、商社とメーカーの両方の機能を持つことで、当社自体が時代の変化に対応できる体力をつけることができるのではと考えたからです。

半導体製品の開発を支える測定機器

当社の主力商品である「ボンディング・マシーン」は、量産工場で使用される自動機と、研究開発部門で使用される手動機のちょうど中間にあたる半自動機タイプ。半導体メーカーの開発部門や大学、公的な研究機関において、ある程度の量産も視野に入れた開発研究の場面で活用されています。また、ICチップに温度ストレスを掛け、半導体素子の配線寿命を予測するEM試験機を独自設計にて開発。従来であれば、ウエハーからICチップを切り出したり、ウエハーのままプロープと呼ばれる細い針で測定をしていたものが、より短時間で簡潔な試験を可能にしました。廃棄する部品もなくなり、環境にも優しい手法として注目を集めています。 このところ半導体メーカー各社が製造拠点を海外に移転させるなどの動きがありますが、当社が扱う測定機器類は、国内に残る研究開発部門向けというニッチな部分で貢献できる製品であり、よりきめ細やかにお客様のニーズに応えていくことが使命であると考えています。

眠っている情報とチャンスを生かして

東京で事業を続けるメリットはいくつかあります。まず、当社においてデモなどを実施する際に、お客様が足を運びやすい立地であること、そして秋葉原に隣接していることで、急に必要となった電子部品を購入する際にも便利です。海外のお客様の中には、秋葉原の隣の町ということで、当社に足を運ばれる方もいらっしゃるほどです。もちろん、こちらから営業に出かける場合にも、新幹線や航空機の利用が便利であることは言うまでもありません。また、東京は、情報とチャンスが眠っている街だと考えます。大規模な産業展示会や講演会などが数多く開催され、新技術を採用する交通機関や建物なども多いです。それらの生きた情報から、ビジネスチャンスを考えるきっかけが生まれるのだと思います。それが、地方の街にはない東京の利点なのではないでしょうか。
URL: http://www.hisol.jp/
住所:東京都台東区上野1-17-6
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