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株式会社大和テクノシステムズ(町田市)

業種 : 機械(その他の機械)
作成日: 平成25年3月17日
更新日: 平成27年3月6日
株式会社大和テクノシステムズ(町田市)
電子顕微鏡の心臓部となるパーツなどの開発・特殊加工を手がける株式会社大和テクノシステムズ。国内外で高いシェアを誇るグローバルニッチトップ企業です。同社の渡邊正範社長にお話を伺いました。

ナノテクノロジーの発展に重大な役割を担う

当社では、主に電子顕微鏡に用いられるフィラメントやアパーチャープレート、質量分析装置に用いられるフィラメント、その他電子部品などの開発・特殊加工を手がけています。電子顕微鏡は、試料に電子を当て、得られるデータを画像にします。フィラメントは電子ビームの熱電子源で、そこから照射される二次電子ビームを収束させて絞り込む薄い金属板がアパーチャープレートです。この金属板には2ミクロンという極小の穴があけられており、それがカメラの絞りと同じ要領で画像を鮮明に映し出す機能を担っています。この2つのパーツがあって初めて電子顕微鏡として成り立ち、ナノの世界を目にすることができるわけです。電子顕微鏡は日本メーカーが世界で約70%のシェアを有していますが、その製品に使われる2つのパーツは当社製のものです。当社は、ナノテクノロジーの発展に重大な役割を担っていると自負しています。

世界でも他の追随を許さない最高品質の製品を提供

当社は、創業者である佐藤幸男がフィラメントメーカー勤務時代に電子顕微鏡の発展に着目し、1967年に設立しました。電子顕微鏡用フィラメントを一品一品手づくりでスポット溶接し丁寧に加工していったところ、お客さまから様々な関連パーツ加工の要望を請け、徐々に業容を拡大していきました。そして、80年代後半には「もっと小さなものの鮮明な画像を見たい」というニーズに応え、大学や電子顕微鏡メーカーとの共同研究で、アパーチャープレートに世界最小のわずか2ミクロンという微細な穴をあける加工に成功したのです。当時、10ミクロンで画期的といわれていた時代なので、いかに衝撃的な成果であったかがわかるかと思います。しかも、あけた穴の周囲に残るバリを完全に取り除く技術や、あけた穴にオスミウムでコーティングする技術も独自開発し、帯電防止による長寿命化、画像のさらなる鮮明化をもたらしました。こうした技術力で、世界でも他の追随を許さない最高品質の製品を提供しているのです。

緊密なコミュニケーションが不可欠だからこその東京

当社の取引先である電子顕微鏡メーカーはいずれも都内および近郊にあり、緊密なコミュニケーションの上での開発が不可欠なことから、当社の東京での立地は当然のことです。また、関連展示会が開かれるのも東京であり、情報収集の上でも東京での立地は高い利便性があります。
さらに、東京は生活環境の面でも優れていると思います。本社のある町田市に借り上げ社宅を用意していますが、居住環境のよさは福利厚生の面でもメリットとなっていますね。
URL:http://www.daiwatechno.co.jp
住所:東京都町田市玉川学園4-24-24
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