産業立地ナビTOKYO

日本水産株式会社(八王子市)

業種 : その他
作成日: 平成24年3月19日
更新日: 平成27年3月6日
日本水産株式会社(八王子市)
2011年に創業100周年を迎えたニッスイ(日本水産株式会社)。水産・食品のリーディングカンパニーとして世界で事業を展開する同社が、研究開発の拠点に選んだのは東京都八王子市でした。その理由について、東京イノベーションセンター・中央研究所の山下伸也所長に伺いました。

2011年に東京イノベーションセンターを開設

ニッスイは日本で初めて研究所を開設した水産会社です。ただ魚を取って販売するのではなく、優れた冷凍技術や加工技術を持つことで付加価値の高い商品を提供してきたことが、当社の発展の礎になっています。
2011年2月には、八王子市七国に「東京イノベーションセンター」を開設しました。センター内には、これまで点在していた「中央研究所」「商品開発センター」「食品分析センター」「技術開発センター」「バイオ生産研究所」を集約。部門を超えてコミュニケーションを円滑に行える環境を整えることで、研究開発のスピードと質の向上を図っています。
※写真は東京イノベーションセンター外観

交通の利便性が良く、地価が安い点が決め手

いくつもの候補地を探す中でこの場所が選ばれた理由は、本社(港区西新橋)からのアクセスが良いということと、東京にもかかわらず地価が比較的安く、広い土地が確保できるからです。研究開発には商品を生産するための機械づくりまでが含まれるので、ある程度の広さが必要で、地価が高い都心では難しいのです。
また、「八王子総合工場」に近いということも選定の決め手となりました。八王子総合工場では冷凍食品や加工食品などを製造しているため、海のそばである必要はありません。東京・神奈川・千葉・埼玉など、関東のマーケットへのアクセスがいい八王子は、当社にとってはかねてから重要な拠点となっていたのです。
※写真は東京イノベーションセンター内のコミュニケーションスペース

注目の新商品「おさかなソー」を発売

東京イノベーションセンターができて3年が経ちました。研究施設の集約による効果は、日々感じています。コミュニケーションがしやすく、部門間の垣根が以前に比べて低くなりました。
今年の春には、東京イノベーションセンターでの研究成果として、当社の主力商品カテゴリーの一つである水産練り製品の新商品「おさかなソー」が発売されます。ニッスイの新製法で開発した新しいタイプの魚肉ねり製品で、ケージング包装されていないのが大きな特徴です。そのまま食べるだけでなく、食材の一つとしてさまざまなお料理に使っていただけると期待しています。
※写真はおさかなソー パッケージ
URL:http://www.nissui.co.jp/
住所:東京都八王子市七国1-32-3
八王子市の関連情報
南多摩エリアの関連情報