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未来環境開発研究所株式会社(八王子市)

業種 : 環境・医療・福祉
作成日: 平成27年4月10日
更新日: 平成28年3月29日
代表取締役 平塚 利男さん(左)
営業企画部 平塚 雷太さん(右)
 CO2削減に向けて、幅広い研究開発を行う未来環境開発研究所。充電式特殊LED投光器が、平成26年東京都ベンチャー技術大賞を受賞。平成26年度東京都トライアル発注認定制度の認定商品に選ばれました。

反射板によって、明るくワイドに照らす、LEDミニライト

LEDミニライトMiLED miniⅢ(ミレッドミニ3)
 暗闇の中、懐中電灯をつけると、丸い光が一点を照らす。対象物は明るく照らせるが、足元は暗いままである。つまり、従来の懐中電灯は照射範囲が狭い。
 一方、未来開発研究所(以下、未来研)が開発した多用途のLEDミニライト、MiLED miniⅢ(ミレッドミニ3)は、LED5灯と反射板によって、足元から周囲まで、全体的に明るく、遠くまで照らすことができる。
 さらに、軽量で、ヘルメットや腕に付けて作業できるのも、この製品の優れた点。災害時、停電時には、様々な障害物が散乱し、思わぬ危険が潜む。そんな時にも、両手が使えて、広い視野を確保でき、また光源が存在を示すサインとなる。

電力会社の夜間工事の問題点を解決したLED照明

夜間工事現場
X-terasoで作業現場の上から投光が可能
 複数のLEDに反射板を組み合わせたこのライトのアイデアは、元々、電力会社の夜間の電気工事のために誕生した。
 従来の水銀灯投光器は、地上から照射するため、高所の作業者にとって眩しく、しかも手元が陰になってしまい、危険な作業となった。また、大電力を供給するための移動式発電機が必要不可欠で、夜間騒音が問題となり、同時に近隣住宅への光害にも苦情が寄せられた。さらに大型・大消費電力で、環境への負荷も大きかった。
 こうした現場での問題点を一つひとつ解決しながら完成したのが、同社の投光器X-teraso(X-テラソー:ミレッド X)である。

競合無き製品、充電式特殊LED投光器X-teraso(X-テラソー:ミレッド X)

「産業交流展2014」のブースを知事が見学
 X-terasoは、光照射方向の方向制御が可能。必要な作業範囲のみを照射することができる。
 「明るい部分と暗い部分がはっきりと分かれるのが、何よりの特徴です。電柱の最上部から照射して、路面の作業も行えます」
 さらに、充電式で世界初の18時間連続点灯ができ、総消費電力約18wと省エネ。総重量も約5kgと軽量で、簡単に持ち運びができる。
 こうして構造、電源、回路など、多くのパテントが詰まった競合無き製品が完成。“今までになかった製品”は、日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパなど世界各国で特許、意匠権を保有する。
 そして、未来研は、平成26年東京都ベンチャー技術大賞を受賞。また、平成26年度東京都トライアル発注認定制度※の認定商品に選ばれた。これにより、さらに社会的信用度が増して、受注も増化した。研究開発が主体であった同社は、量産用の工場を新設するなど、製造業としての体制づくりを整えている。

※東京都トライアル発注認定制度:中小企業の新規性の高い優れた新商品等の普及を応援するため、東京都が新商品等を認定してPR等を行うとともに、一部を試験的に購入し、評価する制度。

東京、八王子に立地するメリット

研究所外観
 未来研は、2006年創業。当初は千代田区、文京区と、都心部で操業していが、3・11を機に、八王子市に移転してきた。生まれ育った“地元貢献”の想いが強くあったという。
 八王子は都内有数のものづくりの集積地であり、市の支援策も多彩で、企業同士の交流も活発である。
 「地元の連携、行政とのつながりは、製品開発に欠かせません。」
 「当社のようなベンチャーは、すべての性能を自社検査するのは難しいため、産技研(地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター)を利用します。最先端のハイレベルな検査はもちろん、各技術分野の専門家の方から、的確なアドバイスをいただけます。これは、東京ならではのメリットです。」
 技術でCO2を削減、をテーマに、専門の垣根無く研究開発を続ける未来研。次なるアイデアに期待がもたれる。
未来環境開発研究所株式会社
http://mirai-lab.com/
〒193-0835
東京都八王子市千人町3-3-20
電話番号:042-673-7113
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