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調布市での創業を多角的かつ専門的に支援 「調布市産業労働支援センター」

作成日: 平成28年3月4日
更新日: 平成29年4月18日
調布市産業振興課産業労働支援センターの武井徹係長(写真左)と安達祐二主事(写真右)
調布市産業労働支援センター
 調布市産業労働支援センターは、これから事業を立ち上げたい方や、創業後間もない方を支援する拠点としての施設です。調布市の産業を活性化させるため、調布市商工会と連携して、支援活動に、アクティブに取り組んでいます。調布市産業振興課産業労働支援センターの武井徹係長と安達祐二主事に話をうかがいました。

専門家のアドバイスを無料で受けられる

調布市産業労働支援センターが所在する「調布市市民プラザあくろす」
 同センターでは、①創業相談・経営相談②創業塾・各種セミナーの開催③創業支援施設スモールオフィスの運営④創業チャレンジ支援事業⑤事業資金融資のあっせんという、大きく5つの支援を行っています。
 創業相談・経営相談は、「お店を持ちたい、会社をつくりたい」という創業前の段階での支援から、「どうすれば集客できるのか」といった経営の悩みまで、さまざまな相談に無料で応じています。相談内容は、資金調達、販路拡大、税務、労務、マーケティングなど多岐にわたり、また、女性起業相談会、ネットショップ相談会、副業相談会、IT活用相談会、シニア創業相談会など、時代性を取り込んだタイムリーな相談会も数多く開催されています。
 「相談には、中小企業診断士や社会保険労務士、金融機関の職員など、それぞれが専門分野を持った経営アドバイザーがあたっています。こうしたプロのアドバイスが無料で受けられるのが魅力ですね。“無料なのですか?”とびっくりされる方もいますし、他市から足を運ばれる方もいます」(武井氏)
 相談者も多く、2014年度には443件の相談があったそうです。
 創業塾は、創業を目指す方を対象に年2回開催しており、参加者は創業に必要な準備や知識を学び、自身のビジネスプランを完成させます。また、創業や経営に役立つセミナーも随時開催しています。「飲食店開業セミナー」「中小企業の営業力を強化する仕組みづくり」など、2014年度には計19回のセミナーが開催されました。

創業時に心強いスモールオフィスと創業チャレンジ支援

個室型のスモールオフィス
 センター内には、創業を支援するインキュベーション施設として、24時間出入り自由の個室型オフィス7室が用意されています。「スモールオフィス」と呼ばれるこのオフィスは、面積7.7㎡~12.9㎡。創業時の費用を軽減するため、権利金・保証金なしで貸し出され、賃料は30,400円~54,400円、利用期間は最長3年となっています。都心から近く、京王線国領駅に隣接する好立地にオフィスが持てることに加え、初期費用なしで家賃が割安であることが創業者にとっては何よりのメリットです。しかも、センターと同じフロアに事務所を持てるということで、身近な場所で経営相談ができます。
 一方の創業チャレンジ支援事業は、市内でお店を持ちたい方に対し、店舗の賃借料の一部を補助する事業で、2012年度から始まっている比較的新しい事業です。具体的な補助率は、店舗賃借料の2分の1(月額50,000円が上限)で、補助期間は1年間が限度となっています。
 「創業塾で学んでから起業して、スモールオフィスに事務所を構えた方もいます」(安達氏)

起業してからも息の長い支援をしていきたい

 スモールオフィスや創業チャレンジ支援は利用期間に限度はあるものの、無料相談に期限はなく、さらに今後は、創業してからのフォローアップにも注力していきたいとのこと。
 「支援を長い目で考えて取り組んでいくことが今後の課題です。相談を待つのではなく、こちらから出かけていく姿勢で創業後の相談を受け、“その後”の変化に応じたフォローアップをしていきたいと考えています」(武井氏)
 例えば、創業の相談に来られた方が起業し、その事業を大きくして、今度は採用を考えるというように、事業の成長にともなって相談の内容も変化していきます。調布市産業労働支援センターは、そうした相談に息長く寄り添い、それぞれの段階での問題解決をサポートしていくことを今後の活動テーマとしています。
調布市産業労働支援センター
東京都調布市国領町2-5-15 コクティー3階
市民プラザあくろす 調布市産業労働支援センター
TEL 042-443-1217
FAX 042-443-1218
http://chofu-industry.jp/
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