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三鷹市

三鷹ICT事業者協会(三鷹市)

作成日: 平成24年3月21日
更新日: 平成27年1月22日
三鷹ICT事業者協会(三鷹市)
インターネットの普及によって、日本のICT(情報通信技術)は急速な進展をとげています。従来は大企業を中心としたビジネスプレーヤーが業界の中心的な存在でしたが、最近では独立系の新興ベンチャー企業の活躍が目立ち始めています。1984年、他に先がけてINS (Information Network System)実験を開始した三鷹市は、常に情報化先進都市として注目を集めています。2005年、この三鷹市で業務を行う独立系ICT企業30社が連携して設立されたのが「三鷹ICT事業者協会」。発起人の一人でもあった羽田野二稔会長に設立の意図、活動の内容などについてお話をうかがいしました。

行政が小規模IT業者を支援する「SOHO CITYみたか構想」

三鷹市はINS実験以来、情報の利活用に対する意識が向上し、05年にはIT都市世界一の称号「インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたほどです。この三鷹市はインターネットを活用する新しい事業形態である「SOHO(Small Office/Home Office)」を、行政としては国内で初めて支援する「SOHO CITYみたか構想」を98年に立ち上げました。そのころ、インターネットの進展だけでなく、パソコンの小型化、ソフトウェアのオープンソースの実現によって初期投資が少なくなったといった要因もあり、SOHOで事業を営む人が増加していました。そういう背景もあり、三鷹市には従業員が3、4名というIT企業が数多く誕生したのです。

事業者間の横のつながりをもち、「選択と集中」を行う

そこで私たちは、「選択と集中」の必要性を痛感しました。事業者間の横のつながりをもち、自社の得意分野に特化し、得意ではない分野については協力しあう態勢づくりが急務だと考えたのです。たとえばサイトの構築であれば、画面のデザイン、設計を行うプログラミング、そして運用技術など、得意分野をもつ事業者が何社か協力します。
協会設立にあたってはまず、企業の有志が集まりました。2004年、「三鷹ソフトウエアビジネス研究会」をつくり、市内と周辺地域のIT事業者連携の検討を始めました。さらに三鷹市内のIT事業者の実態調査を行ったところ、市内には30社以上の事業者があり、そのなかのほとんどが事業者間の連携の必要性を感じていることが判明しました。それを受けて2005年にIT事業者交流会を実施し、連携組織の設立が決まったのです。

行政からは「温かい眼差し」を受けている

現在では参加企業が40社となった三鷹ICT事業者協会と、三鷹市など行政との関係はきわめて良好です。三鷹市からは、第三セクターである「株式会社まちづくり三鷹」を通して、事業案件の打診をいただくことが多々あります。つまり、三鷹市は私たちの協会を認知してくださっているわけで、「温かい眼差し」を向けてくださっているといえるでしょう。また株式会社まちづくり三鷹は、私たちの協会の事務局業務も安価で引き受けてくださっています。そして「三鷹商工会」からは、私たちが行うセミナーやシンポジウム、展示会などの費用の援助をいただくなど、さまざまな面でサポートを受けています。
URL:http://www.mitaka-ict.jp
住所:東京都三鷹市下連雀3-38-4 三鷹産業プラザ 株式会社まちづくり三鷹内
電話:0422-40-9669
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