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葛飾区

葛飾区伝統産業職人会(葛飾区)

作成日: 平成22年1月8日
更新日: 平成27年2月26日
葛飾区伝統産業職人会
葛飾区伝統産業職人会では、区内の様々な伝統産業に携わる人たちが自らの作品を展示し、自ら販売する場所として葛飾区伝統産業館を運営しています。優れた製品を安く購入できる場としてだけでなく、伝統産業を守り伝えていくための場としても機能しています。福島政山会長にお話をうかがいました。

様々な伝統産業品を販売

葛飾区では、伝統工芸品の製造実務経験を20年以上有する伝統工芸職人(工芸師)を認定しています。葛飾区伝統産業職人会は、会員の交流や販路の確保・後継者の育成など、伝統産業の振興を目的として平成3年に作られた団体です。現在、会員は50名余。葛飾区伝統産業館の運営をはじめ様々な活動をしています。
関東大震災や東京大空襲などで被災した職人たちが移り住んだ葛飾区には、様々な伝統産業が根付いています。しかし、需要の落ち込みや安価な大量生産品の普及に、伝統産業職人会や区の関係者は危機感を抱いていました。そこで、区内の伝統産業品を安価で販売するための拠点として、出展希望者を募り、平成13年にオープンさせたのが葛飾区伝統産業館です。京成立石駅から徒歩約2分とアクセスも良好です。

北海道から鋏を求めて来館した人も

葛飾区伝統産業館は、異業種の職人が協同して自ら運営する「全国唯一の店」です。葛飾区もバックアップしている、区の「アンテナショップ的」存在です。最近では職人会のホームページをご覧になって来館されるお客様も増えています。遠くから来られる方も少なくありません。北海道から鋏を求めて来館されたお客様もいました。

職人間の連携強化と勉強の場にも

職人の方々は一人でコツコツと作業する方が多いので、産業館の運営を通して職人同士の交流を深めてもらうだけでなく、他の職人の仕事を直接見ることができる勉強の場としても、産業館を活用してもらっています。

伝統産業を今後も発展させるために

伝統産業がこれからも発展していくためには、職人たちが存分に腕をふるえるだけの仕事の確保が必要です。そのためには、多くの方に伝統産業を知っていただき、伝統工芸品を使っていただくことが大切です。葛飾区と葛飾区伝統産業職人会が協力して「テクノプラザかつしか」などの区の施設を使い、伝統工芸品の展示、実演、即売を行う「職人会まつり」を開催しています。ほかにも、区の産業フェアや、2K540アキオカアルチザンなどに出展していますし、インターネット販売も開始し、海外からのご注文も増えてきています。
また、伝統産業館では、体験教室を毎月第3土曜日に開催しています。学校単位での体験教室も随時受付しています。
東京都や葛飾区には、今後も伝統工芸の技が継承されていくよう、様々な支援、協力をお願いしたいと思います。
 葛飾区は、都心に近くて交通の便が良く、商業地域にも恵まれています。まだ下町の人情が息づく、お年寄りにも住みやすい街です。この街で、今後も伝統産業の灯を守り続けていきたいと思います。お近くにお越しの際は、ぜひ葛飾区伝統産業館にお立ち寄りください。
URL: http://k-densan.web.infoseek.co.jp/
住所: 東京都葛飾区西新小岩5-21-3
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