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台東区

新しいものづくり文化を創造するために 「台東区ファッション・デザイン関連産業活性化計画」

作成日: 平成27年4月9日
更新日: 平成29年4月18日
担当者
台東区 文化産業観光部 産業振興課
白鳥 良さん
ファッション、雑貨の街として知られる台東区では、歴史ある伝統工芸と若い才能あるクリエーターのコラボレーションなど、新しいものづくり文化が生まれています。

ファッション雑貨の街、台東区

写真:ものづくりの拠点
「台東デザイナーズビレッジ」
 上野・浅草の二大観光地を擁する台東区は、年間4千万人もの観光客が訪れる賑わいの町のイメージで知られるが、「ものづくり」の街としても長い歴史がある。
 江戸時代からの伝統工芸が今も継承され、また、靴、かばんなどの皮革製品、生活関連用品の製造が盛んに行われてきた。現在も、全国的に有名な靴、バッグ、帽子、ジュエリー、アクセサリーなどの産地として知られ、様々なジャンルのデザイナーや職人が集まり、個性的で質の高い製品を作り出している。
 こうした台東区ならではの産業の競争力を、さらに高めていくため、区では様々な支援プランを実施。その拠点の一つが、写真の「台東デザイナーズビレッジ」だ。

ものづくりの拠点として注目される「台東デザイナーズビレッジ」

写真:台東デザイナーズビレッジ入口
 「台東デザイナーズビレッジ」は、日本初の、ファッション関連ビジネスを対象にした創業支援施設。廃校した旧小島小学校の校舎を活用し、職人とその技術を活かすために、2004年に誕生した。運営開始から10年目を迎えた現在、約57社が卒業し、そのうち約半数が引き続き区内で事業を続けている。
 実力ある若手デザイナーに活動の拠点として活用されるとともに、地域の職人の方々とのコラボレーションも生まれた。開設以来、普段は関係者しか立ち入れない施設を年に一度公開してきたが、2011年には、それが街をあげてのイベント「モノマチ」へと発展を遂げた。

ものづくりの公開イベント「モノマチ」そして「A-ROUND」で街を活性化

写真:モノマチのアトリエにて
 2011年から始まった「モノマチ」は、古くから製造、卸が集まる歴史をもつ南部地域一帯で行われる3日間のイベント。地図を片手に歩きながら、「街」と「ものづくり」の魅力に触れることができ、毎年、来場者も増加している。
 2014年の第6回は、クリエーター、職人、メーカー、問屋、店舗など200組以上が参加。アトリエ公開、商品販売、製作実演、飲食と盛りだくさんのメニューとなり、街をあげての新たな交流が生まれた。
 そして、もう一つのイベントが、A-ROUND(エーラウンド)。Aは浅草の頭文字で、広域浅草エリアをカバーする、ものづくりのフェスティバル。靴産業の発祥の地であり、今なお皮革や靴の問屋や町工場、ショールームが多い浅草を歩き回り、この街に根付いた「ものづくり」の暮らしや歴史、新しい息吹を感じることができる。
 台東区では、今後もこうしたイベントに力を入れ、ものづくりにとどまらない幅広い産業および観光の盛り上がりへとつなげていきたいと考える。

さらに「ものづくり」を広めるための、台東区の多彩な支援

写真:台東手作り工房マップ
 台東区のモノづくりを、より多くの方に広めるために、「台東区手作り工房マップ」が作成されている。谷中、上野、浅草などの各エリアの地図とともに、区内のアトリエ店舗の紹介を行い、現在、掲載は100店舗を超えた。
 また、新たな試みのウェブショップ「台東ファッションザッカセレクション」では、こだわりの靴、バッグ、小物などを販売している。http://taito.stylestore.jp/
 こうしたアンテナショップの運営も視野に入れながら、活躍する職人、クリエーターの方々を応援する。
 「企業が発展すると、新しい人が増え、街が活性化します。台東区は、ものづくりをテーマに、さらに、発展をめざしていきたいと考えます。」と語る白鳥氏。
 新しいものづくり、特にファッション雑貨を手掛けるクリエーターにとって、この台東区は、またとない飛躍のステージになるかもしれない。
台東区 文化産業観光部 産業振興課
URL: http://www.city.taito.lg.jp/
住所:東京都台東区東上野4丁目5番6号
電話番号:03-5246-1131
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