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板橋区

“ブランド化”をテーマに、新たな付加価値を創出「いたばし産業集積基盤強化計画」

作成日: 平成27年4月8日
更新日: 平成28年3月29日
担当者
板橋区 産業経済部
産業戦略担当課長 諸橋 達昭さん(右)
産業振興課 清水 聡美さん(左)
23区内で貴重な工業専用地域を有し、製造品出荷額でもトップクラス。板橋区では、光学分野を中心に、より付加価値の高い技術をサポートしています。

東京23区内の貴重な工業集積地域、いたばし

写真:発達した交通網
 都営三田線や東武東上線、埼京線により、都心・副都心へのアクセスが良好な板橋区は、その土地の半分以上が住居系地域で、緑にあふれ、賑やかな商店街も発達している。
 その一方、23区内では貴重な工業専用地域を保有する板橋区。製造業事業所数は東京都全自治体中6位、製造業従業員数は2位。製造品出荷額でも東京23区中、トップクラスを誇る。
 こうした製造業の事業所が周辺の住環境と調和を図りながら、安心して操業を継続できるために、そして、区外から企業を呼び込むために、板橋区では、東京都の承認を受けた『いたばし産業集積基盤強化計画』(平成25年~27年)を実施している。

新河岸川周辺に広がる工業地域

写真:新河岸川周辺に広がる工業集積地
 区北部の新河岸・舟渡から小豆沢・前野町付近にかけての地域は、光学・精密機器・印刷関連等の優れた製造業が集まる都内有数の工業集積地。
 その中心となる施設が、板橋区立生活産業融合型工場ビル。第一・第二の2棟からなり、製造業を営む個人または法人に、工場スペースを提供。セミナー等にも使用できる。
 第一工場ビル内には、ものづくり企業の技術力・製品品質・環境性能などの向上を支援する「産業技術支援センター」も併設されている。
 最新型の精密測定・耐久試験・成分分析などの計測検査機器が利用可能で、経験・知識の豊富な技術相談員が、機器の操作方法を指導。また、きめ細かな技術相談により、ものづくり企業の製品開発を支援する。

充実した支援体制

写真:いたばし産業見本市
 「(公財)板橋区産業振興公社が主催するいたばし産業見本市」には、120社が出展し、約2500名が参加する。また、「板橋製品技術大賞」では、優れた新製品、新技術を表彰し、区内の企業の開発力・技術力を広くアピールしている。こうした販路開拓支援によって、製造業を強力にバックアップしている。

光学の分野に、新たな光を

写真:第1回「板橋オプトフォーラム」
 板橋区には、戦前から軍需を中心とした光学機器製造工場があり、戦後はそれらの工場の技術者たちが双眼鏡などの製造工場を立ち上げたという歴史がある。   
 1950年代には、日本の光学機器関連輸出額の70%を板橋区が占め、現在でも光学技術を活用した製品を生み出す企業が数多く立地する。
 近年は、より付加価値の高い分野へシフトする傾向があり、高度な光学技術を応用した精密な医療用機器、測定機器」など、新たな製品を生み出している。
 2014年(平成26年)2月、光学設計・製造に関わる国際会議が、日本光学会光設計研究グループと共同主催で実施され、世界17か国・地域から300名以上の研究者・技術者が、ここ板橋に一堂に会した。そして、同年10月には、板橋を舞台に第1回「板橋オプトフォーラム」が開催された。
 「2015年は、国連で宣言された“国際光年”です。板橋区も、様々なイベントを開催し、光学にスポットが当たるこの年に区内の光学産業をさらにPRしていきます。」(担当者)

産業文化都市いたばしブランドの確立を目指して

写真:板橋区ものづくり立地ガイド
 「私たちの掲げるテーマは“ブランド化”です。そのコンセプトを“企業家精神が高揚する場所”としました。
 今後も、光学をはじめ、産業文化都市いたばしのブランドの確立を目指して、様々な施策を展開して行きます。」と担当者は語る。
 23区の優れた立地と、区のきめ細かな支援によって、新たな付加価値を持った技術の誕生が期待される。
板橋区 産業経済部 産業振興課
URL:http://www.city.itabashi.tokyo.jp/
住所:東京都板橋区板橋2-65-6 板橋区情報処理センター5階
電話番号:03(3579)2193
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