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品川産業支援交流施設 SHIP(シップ)

作成日: 平成28年2月17日
更新日: 平成29年4月18日
品川区産業活性化担当課長の立木征泰氏(写真左) 一般財団法人品川ビジネスクラブ・チーフコーディネーターの中村裕二氏(写真右)
品川産業支援交流施設 SHIP(シップ)
 品川区大崎は、京浜工業地帯の発祥地として東京の工業の歴史において重要な役割を担ってきたエリアです。かつては大小さまざまな業種の工場が集積し発展してきました。近年、工場の移転や閉鎖などで事業所数は減ったものの、再開発の進展と共に、ファブレス企業やIT関連、各種モノづくりのベンチャー企業などが集まり、新たな活況を呈しています。
 ここで紹介するのは、そうしたトレンドを強力に支援するビジネス拠点「品川産業支援交流施設 SHIP(シップ)」です。施設を所管する品川区産業活性化担当課長の立木征泰氏、運営・管理を請け負っている一般財団法人品川ビジネスクラブ・チーフコーディネーターの中村裕二氏にご紹介いただきました。

都心部交通の要衝・大崎駅から徒歩5分のロケーション

 SHIPは2015年6月にオープンした施設です。特徴は大きく3つに分けることができます。
 「第一に挙げられるのが施設の充実度です。オープンラウンジや会議室、多目的ルーム、そして公共の産業支援施設では珍しい最新機器を使える工房も備えており、多様なバリエーション、高いクオリティが評価されています。特に工房には光造形型と熱溶解積層(FDM)型の2種類の3Dプリンタや3DCAD、3Dスキャナ、レーザーカッターや切削加工機、走査型電子顕微鏡に測定顕微鏡、金属ラボカッターに卓上研磨機など多様な機器が揃っています。1台あたりの利用料金は540円(1時間)とリーズナブルですし、技術コーディネーターによるサポートも用意しています」(中村氏)
工房の光造形型3Dプリンタ
こちらは顕微鏡。奥の青い筐体が走査型電子顕微鏡。手前が測定顕微鏡
 「第二に立地の魅力です。本施設は大崎駅から徒歩約5分で、大崎駅からは国際的な見本市などが行われる一大ビジネス拠点・東京ビッグサイトへ直通のりんかい線が発着しますし、山手線でひと駅隣の品川からは羽田空港へ直結します。さらに大崎駅西口には大阪、名古屋、新潟、仙台など国内各都市に向けて発着する高速路線バスターミナルも開業しており、抜群の好アクセスを享受できる場所です」(立木氏)
 加えて、このように施設のクオリティ、立地に恵まれているおかげでクライアントやビジネスパートナーを心置きなく招けることもSHIPの魅力と言えるでしょう。快適なアクセスとクリエイティブな雰囲気に満ちた空間は、ビジネスを首尾よく運んでくれそうです。

会員、オフィスワーカーの交流、協働を促進。新たなビジネスも誕生

 ちなみにSHIPには計16のレンタルオフィススペースがありますが、既にすべて埋まっている状況とのことです。しかし、オープンラウンジはワンタイム会員や個人平日デイタイム会員、法人会員など多様な種別があり、利用希望者を募っているそうです。
 「そして第三の特徴が、横のつながりを築きやすいことです。ラウンジの会員同士やSHIPのオフィスワーカーが交流できる定期的なセミナーや講習会、ミートアップ(軽食を取りながらのミーティング)など、この場を介して人脈を広げ、ビジネスチャンスを開拓できます。既に複数の協働も始まっており、SHIP発の新たなビジネスがつくられる可能性が出てきています」(中村氏)
エントランス。左がオフィススペースへの入口。右に進むとオープンラウンジ、多目的ルームなどがある
オープンラウンジ
ミートアップが行われるカウンター
六角形に仕切られた多目的ルーム

SHIPを巣立ち、世界的に活躍する企業の登場に期待

オフィススペース
 SHIPは「Shinagawa Industrial Platform」の略です。船は、東京の臨海エリアに位置する品川のシンボルであり、多くの人を乗せて航海することができることから、全員のビジネスをより良い方向へ導くという思いを込めて名付けられたそうです。
 「現在、オフィスには北は北海道から南は徳島、さらに外資系企業も多数入居しています。今後も品川区内だけでなく、国内外のさまざまな地域から業種を問わずご利用いただきたいと考えています。是非この施設で交流し、新産業・新ビジネスを創出して日本、ひいては世界で活躍できるような企業を輩出できるようにサポートしてまいります」(立木氏)
品川産業支援交流施設SHIP
東京都品川区北品川5-5-15
TEL 03-5449-6871 FAX 03-5449-6872
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