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白鬚西R&Dセンター(荒川区)

作成日: 平成22年1月8日
更新日: 平成27年3月6日
白鬚西R&Dセンター
白鬚西R&Dセンターは、荒川区南千住にある白鬚西共同利用工場の空き区画を活用した研究開発型の創業支援施設です。同施設でインキュベーション・マネージャーを務める公益財団法人東京都中小企業振興公社総合支援部新事業創出課の小出明男さんに話をうかがいました。

共同利用工場の空き区画を有効活用

隅田川右岸に広がる南千住周辺は、舟運と陸運の便のよさから古くは物流の要所として栄えました。近代に入ると住工の混在が問題化し、水害の危険も避けられないことから、都は昭和62年に再開発に着手。住宅と工場を切り分ける策をとりました。再開発に伴なって工場を失った人たちを集約したのが、この白鬚西共同利用工場です。40社ほどが入居できる共同利用工場ですが、後継者問題等で廃業される方が相次ぎ、空室を都のインキュベーション施設「白鬚西R&Dセンター」として利用することにしました。

機械の搬入や設置 事務所前まで車を横付け

JR常磐線、地下鉄日比谷線、つくばエクスプレスが通る南千住駅から徒歩10分ほど、コンクリート3階建てのビルが共同利用工場です。電源や搬入経路が確保されているのが大きな特徴。ビル内まで車を乗り入れることができ、それぞれの工場前に車を横付けできます。重たい荷物の搬入や搬出がしやすく、宅配便にピックアップしてもらうのも便利。間口が広いので大きな機械や装置を入れることもでき、試作などを行う作業場として使いやすいことでしょう。各室にトイレと洗面所があり、鍵をお渡ししていますので時間を気にせずに自由に使っていただけます。入居後は、南千住汐入工業協同組合の組合員になっていただきます。組合員であれば、会議室も無料で利用できます。

研究開発、試作のための作業場を提供

入居対象者は、技術開発、研究開発または試作のための作業場確保が困難な個人起業家、または事業の拡大を図ろうとする創業後3年未満の中小企業者です。本施設を主たる事業所として利用するのなら、他道府県からでも申し込むことができます。22.98~80.7㎡の23区画があり、賃料は月27,052円~99,547円と都区内にしては割安。入居期間は5年間までと、オフィス系のインキュベーション施設より長期間の利用が可能です。入居しているのはロボット、トレーニング器具、菓子製作機械など業種はさまざま。「ものを作る」ということだけが共通しています。

インキュベーション・マネージャーの支援も

入居者はインキュベーション・マネージャーの支援もご利用いただけます。入居企業を巡回して事業内容やニーズを把握し、東京都や東京都中小企業振興公社の支援事業を紹介したり、外部協力機関との橋渡しをするサービスです。月に1回、相談会やセミナーも開催しています。融資や助成金など資金についての相談、製品を売るための販路開拓についての相談、特許についての相談などが多く寄せられます。離れた場所にある窓口に出向くのではなく、この場所で相談できるような仕組みにしています。
入居者の募集は、ホームページやチラシなどでお知らせします。研究開発型の企業にとっては使いやすい施設。5年間という短い時間ですが、施設を有効に活用してビジネスにつなげてください。
URL:http://www.tokyo-kosha.or.jp/incubator/shirahige/index.html
住所:東京都荒川区南千住八丁目5番7号(白鬚西共同利用工場内)
白鬚西R&Dセンター
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