産業立地ナビTOKYO

トップページ 土地・建物・施設 掲載物件の取材レポート テクノタウン小松川(江戸川区)

テクノタウン小松川(江戸川区)

作成日: 平成27年4月7日
更新日: 平成28年3月23日
話し手
テクノタウン小松川第六代会長
東洋エンヂニアリング株式会社
代表取締役 吉川 好一さん
全国でも最大規模の再開発事業によって、水辺の公園都市に生まれ変わった小松川地区。ここに、工場街区として誕生した“テクノタウン小松川”は、101の事業所が操業しています。

防災の拠点として整備された小松川地区

写真:中川越しのテクノタウン小松川
 かつては住宅・店舗・工場等が混在かつ密集していた小松川地区は、1969年(昭和44年)に東京都の防災拠点に位置づけられ、長い年月をかけて大規模な開発が進められてきた。
 地区の中心に、旧中川をはさんで広大な公園が配置され、市民のレクリエーションの場として親しまれ、災害時には約20万人を収容可能な避難所となる。
 川沿いには堤防が整備され、避難誘導に支障が無いように、道路幅も9mと広く、電線は全て地中に埋設されている、防災に強い町づくりが実現している。
 このエリアの工場専用街区として1991年(平成3年)誕生した工業団地、小松川テクノタウンは、10の街区に101社が入居する。
 ※全区画完成は2007年(平成19年)

あらゆる業種が操業する、テクノタウン小松川

写真:テクノタウン小松川外観
 「ここで操業している多くの企業は、元々、この地区にあった町工場がほとんどです。木工、板金、印刷、プラスチック成型、ガラス工房、塗装、電気通信、その他、あらゆる業種が集まっています。」(吉川氏)
 騒音や振動を気にせず、24時間稼働できるのは、23区では貴重な操業環境といえる。また、京葉道路、首都高速7号小松川線も至近で、交通アクセスも良好だ。

テクノタウン小松川で操業する、東洋エンヂニアリング

写真:穴あけ加工の例
 東洋エンヂ二アリング株式会社は、1947年(昭和22年)、江戸川区小松川に創業し、テクノタウン小松川の完成とともに移ってきた。
 中径・小径の深孔加工を得意とし、深穴加工は1mm~170mm径で長さ2500mmまで対応。加工素材はプラスチック、アルミ、銅、砲金、ダイス鋼、工具鋼、ステンレス鋼等。どんなものにでも穴をあける。
写真:リチップされた刃
 当社が得意とするもう一つの技術に、リチップがある。消耗したドリルは廃棄されることが多いが、超硬刃物部分を新品と取り換えるこの“リチップ”によって、再利用することができる。コストが削減され、環境にも優しい技術といえる。

会員同士の交流。

写真:テクノタウン小松川ホームページ
 テクノタウン小松川に入居する企業は会員組織を作る。会員および街区全体の親睦と融和をはかり、産業振興、地域の発展、文化的な環境作りを目的とした組織で、吉川氏は、その第六代会長を務める。
 会の活動は、定期総会をはじめ、防災訓練、親睦会等の交流など幅広い。また、江戸川区の支援制度を活用して、会員の健康診断も実施しているのも、こうした工業団地では珍しい。
 「東日本大震災の後、自分たちに何かできることを、と陸前高田の工業会に寄付を行いました。3・11を忘れないようにと、今も現地との交流が続いています。」
 ものづくりに最適な環境と、人々のつながりがある、テクノタウン小松川。それぞれの技術を誇る企業集団は、今日も、ものづくりに専念する。
テクノタウン小松川
http://www.ttkomatsugawa.com/about/index.html
住所:〒132-0034 東京都江戸川区小松川3-2-1(事務局所在地)
※各会員への個別のお問い合わせは、会員に直接ご連絡ください
江戸川区の関連情報
城東エリアの関連情報